クラブ新生体験メッセージ

悩まれている支配人・オーナーの方へ (順不同)


18年の体験のなかから

株式会社かねはら 代表取締役 金原 基晴

 元々、他のサービス業からこのスイミング・フィットネスクラブの代表を任されることになり、この業界の違いに違和感を感じる中で偶然佐野先生と出会いました。
当時のクラブは、会議といえば技術的なトップダウンと数字の話。イベントさえまともにできる組織では有りませんでした。
 現在、SPJのスイミングクラブ部門については水中活動を中心にスタッフと保護者の「共同子育て」「生きる力を育む」をテーマに…、フィットネスクラブ部門については生涯のお付き合いを前提に「活力・感動生活」をメンバーの皆さんに過ごしていただくという事を全スタッフの出発点としています。
 スタッフが愉しみ感動できなければメンバーを愉しませ感動していただけないという事を前提に、自分で考え行動する事を第一に、1対1・1対多・多対多の双方向でコミュニケーションを考え、多くの「思い」をメンバーさんと共有しています。
 佐野先生のアドバイスは、会員を集めるトークのテクニックは?こんなチラシを入れて見ては?…他の成功事例を集めた薄っぺらな目先のノウハウ・テクニックではありません。
 クラブの「本質論」として現在の社会情勢もふまえた上で、クラブやスタッフにとって、メンバーにとって、ご家族や地域にとって一番大切なものは?本当に必要なものは?何かを考える場であり、スタッフがクラブを愉しむ為に個々の力を発揮し、メンバーや地域に還元して行く力を育む場であると思います。
 毎月、常勤社員だけでなく、多くのパートスタッフも参加する全体会議には、クラブがどこに向かっているのか把握する報告の時間、平均して30件程。多い時には50を超える報告書が出されます。つまりそれだけの小ミーティングが毎日どこかで行われています。その上で、佐野先生を中心にテーマミーティングや発表に対して解説をしていただき、クラブの想いを一つにする研修の時間…。多くの会議を通して情報の共有をはかり、「思い」を一つにした上で、スタッフもメンバーも地域も感動できる会社を目指しています。


会員とスタッフの「活力」の育み合いを

株式会社かねはら SPJ事業部 部長 高橋 哲夫

 17年以上のおつき合いをさせていただき多くの事を学ばせていただいています。
 当初、佐野先生から「心を育む」というテーマや「生活」とスポーツクラブとの関連の話で、私も含めこの業界の人間には、「目からウロコ」的な話がいっぱい!発想が違い過ぎで私もですが、言い訳で「普段からやっているよ~」「会員さんは教えてもらいに来てるんだから~」「保護者が納得しない~」「水泳を覚えさせればいい」という感じで、やってみようと思いませんでしたし、全く自分の仕事と直結しませんでした。
 少しずつミーティングを重ねていくうちに「倶楽部ライフ」とか「共同子育て」といった言葉や実際に活動で自分自身の生き甲斐を感じるようになって行きました。その事が、私の自己実現でありましたし、子ども・保護者も含めた会員さんの自己実現やスタッフの自己実現も繋がって来たと感じるようになりました。
 私が一番に感じる事は、佐野先生のお話には、「心を育む」という事が本質にあると思っています!一番感じるのは、そのクラブ・会社の事情に合わせたファシリテーション(協働・共創)を展開していただける事です。基本的にスタッフ(経営者も含まれると思います)自身がやり甲斐を感じ挑戦して成功体験をしていく事、そのストーリーが「心を育む」事になる。いかにしてスタッフを導いていけるか?を強く感じています。
 実際に様々な倶楽部内サークル・日帰り旅行・海外旅行・チャリティフェスタ・新年会・雪国体験・スケート体験・お楽しみスイミング・安全水泳・遠足などなどイベントなどで多くの失敗体験や成功体験を繰り返して来ました。ここでスタッフ自身がいかにして会員さんを巻き込んでいくコツや進め方を学んで行きます。
 逆に長年勉強してるのにまだ学ぶ事があるの?なんて思われるでしょう!実際に佐野先生から卒業?されて行った倶楽部もあります。
 私達は、佐野先生からの言葉や示唆でマンネリ化や世の中の流れ、また業界からの視点ではないところから提言をとても大切に感じています。何よりもスタッフの活力を大切に考えているからこそ未だに(笑)続いているのかもしれません。
 ぜひ、多くのクラブの方々と情報交換などの交流を希望していますので一緒に勉強・学んで行きましょう!


全ては、スタッフの学び・活力から

(株)ビバ 代表取締役 小森敏史

 はじめてフィットネスクラブに入会した時の孤独感は、いまだに忘れられません。ジムではみな黙々とトレーニング。スタジオには、一糸乱れぬ動きで踊っている人達。30分程度の簡単なオリエンテーションのあと、「何か分からないことがあったら、いつでも聞いてくださいね」と笑顔で去っていくスタッフ。とりあえず言われた通り、マシンを使って運動してみたものの、話す人もおらず、スタジオに入る勇気もなく、そのまま帰宅しました。2回目も、3回目も、マシンで黙々と運動し、誰とも話さずに帰りました。自分の居場所はどこにもなく、いつしか足が遠のき、いわゆる幽霊会員になっていました。
 一方、フィットネスクラブの経営者としては、会員数を増やすことを考えなければなりません。特に、会員様に継続していただけるクラブを創ることが重要であると考えました。会員様の声をもとに改善を重ねることはもちろん、業界の先進事例を勉強し、会員様に定着して頂くための施策に取り組みました。しかし会員様の継続率に大きな変化はなく、試行錯誤する中、あるセミナーで佐野先生と出会いました。
 佐野先生は、数字に関する話はほとんどされず、概念的なお話ばかりでした。しかし「結果として、私の顧問先は、5年の継続率が75%」というお話をされ、私は衝撃を受けました。そして、半信半疑のまま、顧問先であるSPJさんにお邪魔しました。これまで様々なクラブを見学してきましたが、SPJさんは「異質」でした。施設やプログラムが違うのかというと、そうではありません。異質なのは「空気感」です。どの会員さんも、まるで我が家のようにくつろぎ、羽を伸ばしておられる。会員さん同士がまるで家族のように談笑されている。そこには、私が味わった「孤独感」ではなく、温かい「居場所感」があったのです。この仕事をしてきて10年近くになりますが、初めて「フィットネスジム」ではなく「フィットネスクラブ」を目の当たりにした思いがしました。「本物のフィットネスクラブを創りたい」という思いを強くした私は、佐野先生に教えを請い、変革する決心をしたのです。
 佐野先生のファシリテーションのもと、スタッフの合同ミーティングを重ねていくうちに、これまでいかにアメリカ型フィットネスクラブの考え方に捕らわれていたか、気づかされました。また、これまでのミーティングは、社員からパート・アルバイトスタッフへの一方通行的な情報伝達が多かったのですが、合同ミーティングは立場を超えた自由な話し合いの場としてコーディネートして頂いているため、全員の参画意識が高まり、スタッフが活き活きしてきているのを感じています。これからさらに、日本人のための「活力(健康)生活倶楽部」について勉強を進め、具現化していきます。会員さんとスタッフの生きがい・健康・活力を育む「新しいフィットネスクラブ」を、関西から発信していきたいと思っております。

合同ミーティング4ヶ月で蘇った

泊スイミングクラブ新田 代表取締役 新田 宗則

 泊スイミングクラブ新田は昭和58年に設立されたスイミングクラブです。一般的な水泳を指導する教室でした。10年ほど前から毎年会員数が減り、倒産の危機にありました。私は藁をも掴む思いで、以前目にしたことのある「体力健康新聞」(現在、クラブ・パートナー)でスイミングクラブ変革提案の第一人者・佐野豪先生に顧問として直接アドバイスをお願い致しました。
 アドバイスは平成17年1月から毎月、休日を利用して社員・パート・アルバイト全員参加での合同ミーティングを中心に、いろいろな角度からやっていただいております。その間、戸惑いあり、感激あり、反発ありでしたが、佐野先生にはやさしく思いやりのある変革へのエネルギーをいただきました。それは遠回りのようですが、最も近道の歩みでした。そして、そのミーティングを始めて4か月で、10数年来で初めて数字的にも右肩上がりになり、スタッフ全員で感動と驚きの節目を迎えました。
 1年数か月を経過した現在、スタッフ全員が佐野先生と共に目を輝かせ、愉しみながら未来へ向かって仕事に邁進しております。
 今私は、まさにスタッフが「生かされ活きる」ことが何なのかを実感しております。スタッフはすばらしい能力をもっております。その能力を、オーナーが抑えたり、摘み取ってはいないでしょうか。オーナーの仕事は、スタッフが能力を発揮できる環境を提供することだと私は思います。
 ぜひ、その新たなる環境を提供してあげてください。きっと、あなたのクラブスタッフも「生かされ活きる」でしょう。そして、新たな活力ある倶楽部創りへ歩み始めることができるでしょう!


スタッフが、人間として成長を始めた!

泊スイミングクラブ新田 支配人 宮良信博

 まず、節目的な結論から力強く述べさせていただきたい。それは、自分自身はもちろんのことクラブ全体に自信がもて、不安が消えていったことです。具体的には、仕事をノウハウとして考えることが大きなまちがいであったことに気づきました。そして、会員・保護者とは、人間対人間としておつき合いしていくことが、本来の仕事であるという本質的な気づきができました。そうした結果として、会員・保護者・スタッフが一体となって倶楽部ライフを愉しみ、長い年月倶楽部として活性化し、持続していくことを学ばせていただきました。こうした気づき、学びから自信をもてるようになったのは、佐野先生からの本質的・原点的なお話しと共に、スタッフが人間としてお互いに学び合う環境創りへのコーディネート・アドバイスをしていただいた御蔭と思っています。
 今や、スタッフ一人ひとりが、会員・保護者と共に、愉しく長い年月のおつき合いを、無意識のなかで育む本来の倶楽部になったような気がします。最初の先生との合同ミーティングは、不安から始まりました。そして、その不安が大きな興味になり始め、少し分からなくなり、少しずつこの展開に感動と共に、人間としての"生きがい"に結びついてきました。同時に、会員とのかかわり・対応に大きな変化が育まれてきたのです。それが、いつも先生が言われているスタッフ同士から会員・保護者同士の"生かされ活きる"に結びついていったのです。人間と人間の愉しい"活力"を育み合う倶楽部にみごとに蘇ったのです。まさに、先生の本質的な総論から始めたことが、具体的な"活力健康倶楽部"として生まれ変わり始めたと言ってもいいでしょう。
 具体的な変化例を紹介しましょう。まず、会員・保護者共に、倶楽部を生活の居場所のひとつにしていただいてきたことです。その結果として、会員・保護者共に新たな関係が自然に生まれ、笑みの環境も育まれました。そうした居場所から「スタッフ・クラブが変わりましたね!」といった会員からの笑みある語りかけが多くなりなりました。今日のミーティングでも報告されましたように、こんな会員の声もありました。「今年の2月頃は、会員数がすごく減っているのを感じていました。ところが数か月した今は、下駄箱の靴もいっぱいになり、会員が増えましたね」「これはあなたたちが"本物の倶楽部創り"をはじめた結果ですよ」・・・こんな感動ある喜びとお褒めの言葉をいただくようになりました。こうした会員さんの言葉が全てを物語っているように思っています。


マイティスイミング倶楽部の取り組み

(有)グロウス・スポーツ 代表取締役 大木 鶴義

 グロウス・スポーツは、平成17年7月6日に設立しました。マイティスイミングスクールは、平成18年4月に"旧アネックス"に移転し、"マイティスイミング倶楽部米沢"に名称変更し、5月より新たな直営クラブとして再オープンしました。
 佐野先生には、10年程前にセミナーで何回かお会いし、学ばせていただきました。その後も、先生の提案・提言を活字から学んできました。おかげで、10年間の空白はほとんどないと言ってもいいかも知れません。
 第1回の先生とのミーティングを始める時、スタッフの中には半信半疑の人もいました。しかし、終了後、そして2回目はすっかり佐野先生を信頼するようになりました。まるで何年も前からおつき合いしてきたかのような信頼関係が生まれ、心もうちとけてきたと思います。そして、スタッフがそれぞれ自らアドバイスを求めるといった関係になりました。私の願っていた新たなる倶楽部創りのスタートラインにつけたのではと喜んでいます。これから、スタッフのみんなと知恵を出し合いながら前に進んで行きたいと思っています。全く新たな歩み・展開ですので少々の不安もありますが、スタッフ一人ひとり、そしてこの流れを信じてやっていきます。
 以前、私が勤めていた立場であったために出来なかった多くのことを、ひとつひとつ実現していきたいと思います。
 佐野先生が直接アドバイスをされているクラブの実情を知れば知るほど、皆さんが自信をもって働いておられる姿が伝わってきます。私達の倶楽部も、そうした使命と誇り感をもった倶楽部創りをしていきたいと思っています。


大木社長のクラブ変革への取り組み

佐野 豪

 6月より私の直接アドバイスを始めたマイティスイミング倶楽部(山形県米沢市)と大木鶴義社長について紹介しよう。彼との感動的な再会と、顧問として直接アドバイスに入り、第1回ワークショップを愉しませていただいた。大木氏とは、10年程前に私のセミナーに何回か参加していただき顔なじみでもあった。また、特に印象的だったのは、こんなエピソードがあったからとも言える。私のセミナー受講後に、新クラブを"大人のためのスイミングスクール"と称した案内状をいただいた時のことであった。私は、この案内状を受け取ると同時に、スクールと倶楽部は全く意味が異なり、もう一度名称を考え直してはと、電話にてアドバイスさせていただいた。当時は、一人の社員として所長を務めていたために、彼の思いとしてあった私の直接アドバイスが実現しなかった経緯があった。
 そして本年、体力健康新社主催の「第1回クラブ変革セミナー」にて再会することとなった。その時は、昨年新たな会社を設立し代表となり、私の直接アドバイスを受けたいという気持ちで、ご夫婦で参加された。もちろん、翌月に顧問として直接アドバイスを始めることになった。
 まず紹介したいのは、会社を訪問した初日のことである。私が感動したのは、私が活字で提言をしたあらゆるものをファイルしていたことだった。クラブパートナー誌前身の「体力健康新聞」はもちろん、「クラブパートナー」や主なる拙著それぞれに付箋を貼り、整理されていた。私はこれを拝見すると同時に、10年間程のタイムトンネルの時間差がなくなり、逆にその間も活字を通して私のアドバイスを受けていただいた関係であることに気づき、大きな感動をさせていただいた。
 私のワークショップの初日は、大木氏にしてみると逆に長年待ちに待った日となったのである。本人にしてみると、自分が社長になったことで実現した日でもある。
 私は、他のクラブと同様な導入で始めた。それは、私のライフワークの集大成をテーマに自己紹介をし、業界とのかかわりを解説していくことから始める。そして、スタッフ一人ひとりの自己紹介と職場での今の気持ちを本音から語っていただくという展開である。ミーティングを始めて1時間程すると、一人ひとりが涙するといった場面となった。その涙は、私の話を聞いての感動と、新たな心機一転への思いを込めたものであった。まず、長年スタッフを務めてきた主婦のパートスタッフの仲田由美さんが、新たな期待を込めた涙を流されながら抱負を語る。それに他のスタッフが続いていった。そして、佐藤則幸専務の番となったのである。佐藤専務は長年郵便局長をされ、リタイアして今の職務をなさっていた。特に私の提案するスタッフ同士が生かされ活きる職場創りに感動していただいた。「人生の中でこんな感動は仕事の中にはなかった」と語られ、涙と共に言葉を詰まらせる場面となった。もちろん、そうした展開に大木社長も涙を浮かばせていた。余談であるが、昨年アドバイスをした泊スイミングクラブ(沖縄県那覇市)と全く同じ涙と本音の最初のミーティングとなった。