スイミング・フィットネスクラブ改革

なぜ集客できないか!再構築・心機一転の答えはひとつ

スイミングクラブの新たなる使命とは

スイミングクラブが、本来これほど必要とされている時代はないのではないだろうか?
子どもの生活や環境が問題視され、教育環境も大きな反省のもとに再構築されようとしている。しかも、健康な生活がクローズアップされ、高齢化社会に入りつつある時代に、その必要性・存在が大きく高まっている。もちろん、その必要とされている環境創りをするために、従来の考え方・展開方法を本質的なところから改革・変革することが急務である。
そのためには、必要とされクローズアップされてきている"子どもの居場所"創りや高齢者社会を含む"生涯学習観"への学びが最前提となる。幸い"水"とのふれ合いという人間の"原体験"から"活力"を育む"活動"には、何にもまさる環境創りの特性がある。
そうした視点・テーマからスイミングクラブが再構築されるなら、全国のクラブ数は、現在の何倍も必要となってくる。今こそ新たな使命と誇りを創造し、発信しようではありませんか!!

フィットネスクラブの新たなる使命とは

フィットネスクラブもスイミングクラブ同様、これほど必要とされている時代はないと言える。
人間の健康な生活がテーマになった21世紀には、まさに注目される事業と言ってもいい。ただし、新たなる健康観・レジャー観・生涯学習観・活きる観・・・から究明し、従来の"指導&スペース産業" "模倣産業"等から脱皮しなくてはならない。それは、自治体を始めいろいろな分野・機関がかかわってくる健康事業に、民間クラブとしての位置づけと展望を明確にしていくことにびつく。民間クラブの急務なテーマとして「民間クラブと行政の施設の役割り分担」「スポーツセンター・ジムとの役割り分担」「プログラム提案から生活提案の場」「頑張るから愉しむ場」・・・と挙げればきりがないほどある。こうしたテーマは、全て民間クラブの生きる道・歩むべき道に結びついていく。
その基本となるのが、日本型活力ある生活を育む健康生活倶楽部創りである。そのためには"運動・指導・スペース"から"活動・自立・活力を育む環境創り"とテーマを変革していかなくてはならない。その結果として、会員同士・会員とスタッフが10年、15年と"生かされ活きる"倶楽部になり、新たなる使命と誇りが育まれていくのではないだろうか!
そうすればスイミングクラブと同様に、全国の民間倶楽部は今の何倍も必要になってくる。今こそ新たな使命と誇りを創造し、発信しようではありませんか!!

なぜ集客できないか!

スイミングクラブが、泳法を教えるところといった教える場・習い事の場といった志向だけでは、その存在の必要性は下降線をたどるばかりである。
その背景には、少子化現象はもちろんのこと、習い事への価値観・多様性の広がり等、多くの要因がある。そうした背景のなかで、教える場・習い事の場へ固執している限り、そのニーズと必要性はさらに拍車をかけて減少していくだろう。極端な例になれば、サッカーやテニスの方が楽しそうだし、スイミングは少し泳げるようにさえなればそれで十分・・・といったことになっていく。そうした背景のなかで多くのクラブが、高齢化社会に向かう自然発生的な集客に、数字的なバランスを保っているという現実がある。こうした傾向は、業界関係者の誰から見ても明らかなことである。その現実を直視して、次の展望である展開の扉を開かない限り、事業としての安定的な集客は望めない。
こうした視点・テーマは、フィットネスクラブも全く同様と言ってもいい。どこかに"トレーニングの場"や"指導&スペース産業"の位置づけが、大きな壁外的存在となっている。チラシ販促による入会者数と退会者数のザル方式ビジネスから脱皮しなくてはならない。新たなテーマとして、会員が10年・15年愉しめる"居場所創り"を目指していただきたい。
どちらにしても、"泳法指導"や"指導&スペース産業"の位置づけは、ほんの一部のテーマにし、その他いろいろなテーマから生活・ライフスタイル創り提案・サポート・コーディネートしていくことこそ急務な課題である。むしろ、こうした急務な課題にチャレンジしてはじめて安定した集客があると考えたい。ここが、この業界変革のキーポイントになっている。このキーポイントは、子育て支援から高齢者の新たな健康観からの生活支援活動をテーマにした人間の活力を育む環境創りである。そして、その環境創りには、人間の学ぶ喜び・愉しさ・生きがいをテーマにした生涯学習観からのコーディネート・サポートが必要と言える。

変革のキーポイント

その業界変革のキーポイントを前提に、変革の手順を解説してみよう。
まず必要なことは、会員・保護者の生活・ライフスタイルといったグローバルなテーマから学ぶことである。そして、そうした生活・ライフスタイルのなかで、クラブとして倶楽部ライフをどのような位置づけや、生活のリズムにしていただけるのかといった発想で考えていただきたい。こうした本質論から入ることは、遠回りのように見えるが、実は安定した倶楽部創りの最短の道に、その結果として繋がっていくことに気づいていただきたい。そこから各論の総論として始めて、スイミング・フィットネスクラブとしてお役に立つことは何かといったテーマに入っていただきたい。そうした本質的な総論への学びの過程を大切にすることによって、初めて業界として新たに必要とされる使命と誇り感が育まれていくと言ってもいい。逆に言えば、この段階で初めてスイミング・フィットネスクラブの必要とされる新たなテーマが具体化されていくことになる。それは、家庭・幼稚園・小学校・地域・職場…ではできない子育て支援、活力を育む生活・生涯学習の場といったテーマの具体策と言ってもいい。
そうした具体策の結果、会員が1週間のなかで最も愉しいひと時がクラブ・ライフになり、保護者の子育て相談相手が信頼できるクラブスタッフになり、中・高齢者の方も何らかの学びから愉しさを感じていただく・・・ことになっていく。そして、全てのそうした結果として、安定的な集客に結びつくのである。つまり、必要とされる新たな使命と誇りをもった、新たなスイミング・フィットネスクラブへの再構築・心機一転なのである。

再構築・心機一転への答えはひとつ

そうした心機一転には、何が必要なのか。その答えはひとつである。それは、会員・保護者と直接接する人材・スタッフの再教育をテーマにした新たな歩みである。つまり、安定した集客を図るには、倶楽部創りの礎となる人材・スタッフの再教育への扉を開くことにある。その扉とは、マニュアルやハウツーをテーマにしたトップ・ダウンのような一方的な職務遂行能力養成の研修ではない。
新たな歩みへの扉とは、スタッフ一人ひとりが、新たな学び・気づきから人間として開花し、活力を育み合うというボトムアップにある。付け加えるなら、そうしたスタッフのボトムアップの過程は、"愉しい!" "生かされ活きる!"をもうひとつのテーマにしなくてはならない。なぜなら、会員・保護者の愉しい倶楽部ライフは、全てスタッフ一人ひとりの"愉しい!" "生かされ活きる!"感からの体験的な活力から、コーディネート・サポートされていくことになるからである。
そこで、クラブ変革の具体的歩みとなってくるのが、スタッフの活力を育む本質論から各論・具体策へと展開していくスタッフの教育環境への扉とプロジェクトということになる。